今年のベスト1はどの作品!? 「エル シネマ大賞2017」ランキング発表
2017/12/20(水)
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第8位

『ブレードランナー2049』

35年ぶりの続編となる話題作『ブレードランナー2049』は前作の高いハードルを越えた名作という声も!

審査員コメント

抜群にグラフィック・美術と音響が素晴らしい。いつの間にか生み出され、気づけば死が訪れる。人間とレプリカントの実はそう変わらない本質が見え隠れして、美しく切ない。無駄のない完璧な、未来的な映像美だった。(清川あさみ/アーティスト)

やや長めではありますが、前回のNYでのラフ・シモンズのショーのインスピレーションにもなったり、個人的にも好きな映画の続編なので、楽しめました。(小木“Poggy”基史/「ユナイテッドアローズ&サンズ」、「ユナイテッドアローズ」原宿本店 ディレクター)

前作で提示された謎の答え合わせなどには目もくれず、新たな謎を放り込んで世界観に一層の深さと広さを持たせようとする姿勢に打たれた。物語の鍵を握るキャラクターがほぼ女性で、誰もが美しく強いのにも惹かれる。(平田裕介/映画ライター)

第一作に気を使いすぎ、など欠点は多々あれど、一億五千万ドルかけてタルコフスキーをやるという倒錯も含め、どうしても嫌いになれない。“ビルヌーブの時代”を実感。(松浦泉/ライター)

  • 『ブレードランナー2049』(ドゥニ・ビルヌーブ監督/ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード)

    リドリー・スコット監督によるSF映画の金字塔『ブレードランナー』の35年ぶりとなる新作。2049年、ロサンゼルス。街には貧困と病気が蔓延し、人間の代わりに労働力として働くレプリカントと人間の関係は危ういバランスで成り立っていた。主人公のKはいまの従順なレプリカントではなく、旧式のレブリカントを解任する業務を果たすブレードランナー。ところが捜査を続けるうち、知ってはならない秘密へとたどり着いてしまう。主演はライアン・ゴズリング。ハリソン・フォードは前作と同じ、デッカード役で謎のカギを握る人物として、出演。

    http://www.bladerunner2049.jp/

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