クリッシー・テイゲン
クリッシー・テイゲンは産後うつと診断されたことをオープンにしている。
「すべてが素晴らしいのに、なぜこんな気持ちになるの? それを受け入れるのは大変だったし、たいしたことじゃないかのように話すこともできなかった。ベッドから出て、時間どおりに支度をすることがとても苦痛だった。腰は痛むし、肩や手首までも痛んだ。食欲もなかった。食べることが大好きだったのに、ほんの少しの食事で二日間を過ごすこともあったわ。大変だったのは、周りに対してとても短気になったこと。こんなことが自分の身に起こるなんて思いもしなかった。私は素晴らしい人生を送っていたのに。夫のジョン、母、そしてベビーシッターに必要なことはすべてヘルプしてもらった。それでも産後うつは避けられなかった、コントロールできなかったの。自分がわがままで嫌な人間で、おかしなことを言っているように思えて、打ち明けるまでに時間がかかった。こうして打ち明けたのは、これは誰にでも起こりうることだから恥かしいと感じたり、孤独になる必要はないと知ってほしいから。産後うつを完全に理解しているつもりはない、それぞれの人にとって症状は違うから。でも、ただひとつ確かなことは、誰かに打ち明けることで楽になれるということよ」
Translation & Text: You Hirano