ダイアナ妃
ダイアナ妃は1995年のインタビューのなかで、産後うつについてこのように語っている。「私は、これまで誰もが話題にしなかった産後のうつ病で苦しんだ。大変な時期だった。朝起きてもベッドから出たくなくて、周りから誤解されているように思い、自分をダメな人間だと感じた。誰も私の話を聞いてくれなかったし、自分でもそう思いこんで、色んな問題が起こり始めた。例えば、自分のなかで大きな苦しみがあって誰かに助けを求めても、それが間違った方法だったりする。普段からメディアに囲まれていたせいで、周りからはオオカミ少年のようにアテンションが欲しいだけだと思われた。自分のことが嫌いになって、こうしたプレッシャーに上手く対応できないことを恥かしいことだと感じるようになったの」
Translation & Text: You Hirano