オレキエッテ 夏野菜のラグーソース
南イタリア、プーリア州のショートパスタ。「オレキエッテ」とはイタリア語で「小さな耳」の意味。耳のようにぷるんとした形がかわいらしい。本場プーリア州では、チーマ・ディ・ラーパという野菜を使い、オイルベースで作ることが多い。手打ちで作るものや、手打ちのものを乾燥させたタイプは、表面がざらざらしていてソースが絡みやすいので、トマトベースののソースとの相性も抜群。
※調理時間に、パスタ生地を作る時間、成形の時間は含まれていません。
- 調理時間:
- 分
- レシピ作成:
- 料理研究家/田中 玉緒さん
INGREDIENTS材料
4人分
オレキエッテ
- パスタ生地(※) 370~400g
夏野菜のラグーソース
- オリーブオイル 大さじ4
- にんにく(皮をむいてつぶす) 1/2片
- 塩、こしょう 適量
- 玉ねぎ(みじん切り) 1/4個(約80g)
- にんじん(みじん切り) 40g
- セロリ(みじん切り) 40g
- パプリカ(みじん切り) 1/2個(約80g)
- ズッキーニ(みじん切り) 1/2本(約80g)
- なす(みじん切り) 1本(約80g)
- かぼちゃ(みじん切り) 80g
- トマトの水煮缶 1缶(400g)
HOW TO COOK作り方
オレキエッテを成形する。
-
生地を何等分かにして、それぞれ直径1.5センチの棒状にのばし、ナイフで5mm厚さに切り分ける。
-
ナイフの刃先を使って、台に生地をこすりつけるようにしてカーブをつける(または親指で押す)。指で生地を返すようにして形を整える。
>>成形の方法を動画でチェック! -
できあがったショートパスタは、打ち粉をふった台の上でしばらく乾燥させる。またはクッキングシートを敷いたバットに並べて冷凍してから保存。
夏野菜のラグーを作る
-
野菜は全て8mm角の粗みじん切りにする。
-
フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、香りが立ったら玉ねぎ、にんじん、セロリを加え、弱火でじっくりと甘みを引き出すように炒めて塩をふる。
-
残りの野菜を加えてさっと炒め、つぶしたトマトの水煮も加え、15〜20分煮込む。最後に塩で味を調える。
パスタを完成させる
-
鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加えて溶かす。再び沸騰したらオレキエッテを入れて時々かき混ぜながらゆでる。パスタが浮き上がってきて30秒~1分ほど待ってざるにあげる。
-
夏野菜のラグーのソースにパスタをよく和える。パスタのゆで汁をレードル半分ほどとっておき、濃度や塩味をそれで調整するとよい。
POINT
-
※基本のパスタ生地の作り方はこちら。
●ショートパスタをゆでる場合は、くっつきやすいので、口の大きい平鍋を使うとよい。
●手打ちパスタを作らない場合は、市販の乾麺を使ってもよい。その場合、ゆで加減などはそれぞれの指示に従って。
●冷凍保存した手打ちパスタは、凍ったままゆでてもOK。
photo : Shuhei Hara cooking : Tamao Tanaka
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