炭水化物を抜くこと
玄米やキヌアであっても、炭水化物を普段の食事から抜いてる? ニューヨーク在住の登録栄養士、ジェシカ・コーディング氏によると「炭水化物を食べても大丈夫!」なのだそう。クライアントが低炭水化物ダイエットに挑戦したいといえば、まずはその理由を聞くようにしているという。もし糖尿病になりやすい家系であれば話は別だけど、ただ単に体重を落としたいのであれば、炭水化物の減量効果をもう一度見直すいい機会かもしれない。
ある研究によると、全粒穀物(玄米や雑穀)中心の食事を心がけている人の方が、精製された穀物(白いパンや白米)を中心として食事を摂っている人よりも、より多くの体脂肪を減らすことができたのだとか。それに完全に炭水化物を抜いた食事を続けると基礎代謝が低下してしまう可能性も。でもアメリカ合衆国農務省(USDA)の推奨する、「1日に穀物を6サービング(食パン1枚が1サービングの目安)」という摂取量がどうしても食べられない人は、無理して食べる必要はないのだそう。
「人によって食のニーズが違いますし、芋類や豆類などのヘルシーな食材からも炭水化物(糖質)を得ることもできます」とコーディング氏。1/2カップの豆類をランチに、さつまいも1/2をディナーに食べるなど、数回に分けて食べてみて。
original text : Jessica Migala translation: Reiko Kuwabara photo : Getty Images
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※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。