ポケモンGOは政府のスパイプログラム!?
2016年の夏に公開されるや、たちまち世界中で大ヒットとなったスマホアプリ「ポケモンGO」。もちろんこれは、誰もが街を歩き回りながらポケモン集めをとことん楽しみたい、と思ったからだ。しかし、その楽しみはタダでは済まなかった。当初、ゲームを開発したナイアンティックはアプリで登録したグーグルのアカウントにほとんど無制限にアクセス可能な状態になっていたことが判明。その論争が片付いた後も、陰謀論者たちはゲーム内でのGPSの追跡について疑いの目を向けている。「ゼニガメ」や「ヒトカゲ」をゲットさせるために本当にその人の居場所に関する全データが必要なのか? そしてさらに重要なことは、何かの目的で法執行機関にそれを渡せるように、彼らはそのデータを収集しているのか? おそらく答えはノーだ。この陰謀論は多くの人を思いとどまらせるには至らなかったようで、今でも「ポケGO」は世界中で人々に人気だ。
Translation & Text: Naoko Ogata Photo: Getty Images, Aflo