「梅干しを作れるオンナ」になりたい!
「自家製の梅干し」が作れるなら、それだけでもう「素敵なニッポン女子」と名乗ってOK。UME初心者に贈る梅干しの“いろは”連載、最終回はいよいよ「梅を干す」の巻!
そのまま食べても抜群においしいのが手作りの梅干し。でも、きじま家では調味料代わりに使う、というのも人気なのだそう。「梅干しは殺菌作用や消臭作用などがあり、自然な塩味もあるので本当に使えるんです」ときじまさんは太鼓判。いわしやあじなどの青魚を、梅干しと煎茶の風味でさっと煮るレシピは、老若男女に愛され、リピートのリクエストがもらえること、請け合い。おいしい梅干しが完成したら、作ってみよう。
4回にわたってご紹介した梅干し企画も、これが最終回。最初はちょっと面倒に感じるかもしれないけれど、短期集中作業を何回か行うだけで完成するシンプルさ。何より、1年後に出来上がった梅干しを味わう瞬間は、何ものにも代えがたい喜びの体験! 大和撫子たるもの、一度トライしてみない?
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きじま りゅうた/Ryuta Kijima & Great Mama!
料理家。東京 都出身。祖母は料理研究家の村上昭子、母は料理研究家の杵島直美(左)という家庭に育ち、幼い頃から料理に自然と親しむ。男性のリアルな視点から考えた 「若い世代にもムリのない料理」の作り方を提案している。現在は「NHKきょうの料理」などのテレビや雑誌、イベント出演を中心に活動している。著書も多 数。
Instagramで美味しい毎日を発信中! @ryutakijimaきじま家恒例の「梅干し教室」に参加したい人はこちらまで。
photo : Ryuta Kijima