グルメTIPS 2016/7/28(木)
フードクリエイター部のお料理駆け込み寺<番外編>

「梅干しを作れるオンナ」になりたい!

「自家製の梅干し」が作れるなら、それだけでもう「素敵なニッポン女子」と名乗ってOK。UME初心者に贈る梅干しの“いろは”連載、最終回はいよいよ「梅を干す」の巻!

日差しの強さや湿気によって、干し時間は微妙に変わる。一般的には2~3日間が目安だけれど、きじまさん曰く「梅干しの声によーく耳を澄ませ、目配りしてね!」とのこと。干し始めた後は一度上下を裏返し、梅の表面が完全に乾いたら土用干し完了。梅の表面に白っぽく塩がふいてきたら干しすぎなのでご注意を! 取り込む前の最終日には、保存しておいた梅酢も天日に当てて日光消毒し、取り込んだ梅を温まった梅酢に戻す。そのまま梅が直接空気に触れないように押しぶたをして半年~1年も待てば、念願の梅干しの完成だ!
ちなみに、一緒に漬けた「赤じそ」は、水分がなくなってカリッカリになるまでそのまま干し続けてもOK。写真は完全にそうなった状態の赤じそで、袋に入れて冷凍庫に保存し、食べるときにフードプロセッサーにかければ、いつでも香り高い「ゆかり」が楽しめる。やってみて!
 
>>次のページでは梅干しを調味料代わりに使う絶品料理を紹介!

  • きじま りゅうた/Ryuta Kijima & Great Mama!

    料理家。東京 都出身。祖母は料理研究家の村上昭子、母は料理研究家の杵島直美(左)という家庭に育ち、幼い頃から料理に自然と親しむ。男性のリアルな視点から考えた 「若い世代にもムリのない料理」の作り方を提案している。現在は「NHKきょうの料理」などのテレビや雑誌、イベント出演を中心に活動している。著書も多 数。
    Instagramで美味しい毎日を発信中! @ryutakijima

    きじま家恒例の「梅干し教室」に参加したい人はこちらまで。

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photo : Ryuta Kijima

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