間食をしたほうが太らない!
間食はダイエットの敵! と思っていない
「間食がなぜいいかというと、夕飯での“食べ過ぎ”を防いでくれるからです。おなかがすいているからといって夜にたくさん食べてしまうと、消化することができずに蓄積されます。それが太る原因になるのです。実際に、食事の回数が1日4回未満の人よりも、間食を含めて6回以上の人の方が全体の摂取エネルギーが少ない、という実験結果も出ているんですよ。間食におすすめなのはフルーツ、とくにキウイは、4個食べても200kcal以下。でも実際に4個なんて食べられないし、1個でも充分です。量のわりにカロリーが低く、満足度が高いので、効果的だと思います」
photo : Getty Images cooperation: Kayoko Adachi
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足立香代子(あだち かよこ)
一般社団法人臨床栄養実践協会理事長。せんぽ東京高輪病院名誉栄養管理室長。医療現場で栄養面から患者をサポート、栄養摂取量に基づいた低栄養や、生活習慣病患者の栄養診断に基づいた栄養指導法に定評がある。テレビ、ラジオなどメディアでの活躍も多数。近著に『糖質を味方にするズルイ食べ方BEST 100』(ワニブックス)など。