偏見を持たない
誰でもが楽しめるファッションの世界で偏見はタブー! どのような場所でも多様性が求められる今、とくに“偏見を持つこと”に対して良い印象を持たない外国の人と仕事をするには、自分のなかの偏見を意識し、捨てることも大事。「女性だから」「男性だから」といった発言でスタートしたり、「シングル?」「子供はいる?」といった質問を気軽にする人がいますが、これはNG。発言によってはハラスメントになりかねないですし、「リテラシーの低い人」と思われて当然でしょう。それだけならいいのですが、企業倫理に規定されていて、罰則を科せられる会社もあります。今の時代、LGBTはもちろん、ハンディキャップがある従業員や家庭の事情でフルタイムで働けない人などを、外資系企業では積極的に受け入れています。「多様な人がいるから良い成功を生む、だからファッションって楽しい!」、そんなマインドをもって周りとの円滑なコミュニケーションをとっていくことが大事だと思います。
Text : Mio Takahashi (Fashion HR Editor-in-Chief)
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