エディターズPICK 2013/9/11(水)
30歳からの“うつわ”入門【vol.12 佐賀県「百田陶園」編】

世界で躍進中の有田焼ブランド「1616 / Arita Japan」に接近!

いま国内外でもっとも注目されているジャパニーズテーブルウェアのひとつ、「1616 / Arita Japan」。どこにもない魅力を放つ新世代の有田焼が生まれた背景、あっという間に駆け抜けたサクセス秘話をご紹介!

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時代に合うものは世界を惹きつける

「1616 / Arita Japan」の「1616」とは、初めて有田で陶磁器が作られた年号のこと。「世界共通の記号である数字を使いたい」と百田氏が提案し、さらに「世界へ向けて“日本”と“有田”も強調させよう」と柳原照弘氏が付け加えたことで、「1616 / Arita Japan」の名が生まれたそう。
 
そんなワールドワイドな想いは世界に伝わり、ミラノ・サローネ直後には「ニューヨークタイムズ」紙が数あるブランドから「1616 / Arita Japan」を取り上げ、「Colorful」、「Beautiful」、「High quality」といった言葉とともに絶賛のコメントを記載した。以降、瞬く間に各国のバイヤーからオファーが届き、現在は世界11カ国に輸出されている。
 
「やっぱり今までの有田焼は時代に追いつけていなかったんだなと、改めて学びました」と、これまでの駆け足の道のりを愛おしく振り返る百田氏。「いつでも時代や食生活に合わせたものづくりができれば、有田焼だって世界で十分通用するということを実感しました。大切な感覚を掴めたので、今後もどんどん愛される有田焼を作っていきたいです。日本の伝統はやっぱり誇れますから」 
 
新しいアプローチを試みて見事に躍進を遂げた「百田陶園」、彼らのサクセスストーリーはまだまだこれからも続きそう!

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