エディターズPICK 2013/9/11(水)
30歳からの“うつわ”入門【vol.12 佐賀県「百田陶園」編】

世界で躍進中の有田焼ブランド「1616 / Arita Japan」に接近!

いま国内外でもっとも注目されているジャパニーズテーブルウェアのひとつ、「1616 / Arita Japan」。どこにもない魅力を放つ新世代の有田焼が生まれた背景、あっという間に駆け抜けたサクセス秘話をご紹介!

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2012年5月にオープンした「パレスホテル東京」内にある「百田陶園」のショップ。スタイリッシュな内装は柳原照弘氏によるデザイン。外国人から若い世代まで幅広い人が利用している。

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突如走り出したブレイクスルー作戦

「1616 / Arita Japan」を生んだ「百田陶園」は、佐賀県有田町にある老舗の焼き物の会社。日本が誇る有田焼を世に広めたいと常々思ってきたが、なかなか野心を形にできずにいた。そんな折に、東京・丸の内に新しくできる「パレスホテル東京」(2012年5月にグランドオープン)への出店オファーが舞い込んだ。
 
話を受けた「百田陶園」社長・百田憲由氏は、「都心から全国に自分たちの有田焼を発信できる絶好のチャンスかも!」と出店を決意。そしてさらに、せっかくの好機をもっと大きなインパクトとともに迎えてはどうだろう?と考えた末、思い切ってオープンと同時に新しいプロダクトのローンチを狙おうと思いついた。 
 
さっそくデザイナー候補として、国内外でグラフィックから空間までを幅広く手がける柳原照弘氏の名前が挙がった。もはや店の内装よりも新しい器づくりに本気だった百田氏は、プロダクトへの強いこだわりを誇る彼になら今後の有田焼を託せるはず!と考えた。 
 
後日、百田氏と柳原氏は東京で対面。ラブコールを送られた柳原氏は、あまりの新商品への強い意気込みに触れ、思いがけず心が動かされる。断る予定だったにも関わらず、最後にはイエスと答え、その数日後には有田に飛んでいた。
 
>>「現地で感じたものを自由に形にしてほしい」と言われて、柳原氏が作った器とは?

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