特集 2015/3/20(金)
セレブカップルでケーススタディ

川崎貴子さんが指南! タイプ別・男の育て方

理想の男性に出会えないと嘆いたり、パートナーがいても関係性に不満を抱えている女性は多いもの。ならば、そんな受け身な恋愛体質は返上して、恋愛が上手くいくよう女性側が男性を育てればいいのでは!? そこで、「女のプロ」の異名を取る川崎貴子さんが、“男性を育てる”極意をレクチャー。セレブカップルを例に、それぞれのタイプ別に“男の育て方”をたっぷり伝授します!

>
<

スパイス・ガールズで人気絶頂アイドルだったヴィクトリアは、まだスター選手になる前のデビッドと交際、結婚。デビッドの服装やヘアスタイルをスタイリッシュに改革し、サッカー界を代表するおしゃれセレブに押し上げた。4人の子を育てるかたわら、デザイナーとしてのキャリアを順調に築き、事業家としても成功中。

4/6

相手選びがすべて。スカウト能力に磨きを!

【プロデュース型】ヴィクトリア・ベッカム&デビッド・ベッカム

ベッカム夫妻を見るとよくわかりますが、利にさとい方が相手をプロデュースしたほうがうまくいきます。でもデビッドもすごいですよ。この美貌でスター選手なのに、頭のいいプロデューサー型でしっかり者のヴィクトリアを女房に選んだわけですから。「僕はこの人についていったほうがいい」って本能でわかったんでしょうね。ヴィクトリアもちゃんと育てがいのある人を選んでいて、スカウト能力がすごい。彼女はデザイナーになるという野心があったわけで、デビッドの身なりをプロデュースすることで、彼が最高の広告塔になるじゃないですか。あっぱれですよ。
 
プロデュース型は、何よりもまずは相手選びが重要。いろいろなことはできないけれど、一芸に秀でているとか、素直だとか。奥さんの手のひらで転がされて「嫌だ!」と言わない素材を選ぶことですね。多くの男性は「俺は黒しか着ない」とか「指図されたくない」とか、センスがないのに面倒くさいこと言いますから。デビッドみたいに素材は素晴らしい、だけど全部やってもらっても嫌な顔をせずニコニコしてる……、そんな逸材を見つけることです。
 
プロデューサー気質の人が見つける男性って、何か良いものを強力にもってるんですよ。ただ世に出ていなかったり、才能が開花していなかったり。プロデューサー側がもっていないものを、必ず相手はもっていて、両極端な何かがあるんですね。プロデューサーには社会的な人脈があって、相手には才能がある、とか。
 
注意点としては、ガチガチに管理しすぎないこと。男性は完全に自由を奪われると、ダメになる人も多い。家だけ、仕事だけ、どちらかだけを管理するならいいけれど、両方を管理してしまうと男は倒れてしまいます。「たまには男同士で飲みに行ったら?」と言えるぐらいの自由度をキープしてほしいですね。
 
メリット:自分の手で相手を育てることで、一緒に夢を見ることができる。お互いが自分にない形で成長できる関係です。

「川崎貴子さんが指南! タイプ別・男の育て方」トップへ

photo : Getty Images

  • PROFILE
    川崎貴子/1972年生まれ、埼玉県出身。1997年に働く女性をサポートするための人材コンサルティング会社(株)ジョヤンテを設立。女性誌での執筆活動や講演多数。婚活女性のための勉強会「魔女のサバト」主宰。女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は2万人以上。「女性マネージメントのプロ」「黒魔女」の異名を取る。10歳と3歳の娘を持つワーキングマザーでもある。著書に『上司の頭はまる見え。』(サンマーク出版)。新刊『愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる。』(KKベストセラーズ)が2015年3月26日(木)に発売予定。現在、恋愛に関するコラム「酒と泪と女と女」をninoyaブログにて執筆中。http://ninoya.co.jp/category/ninoya_log/alcohol_lovers

MORE TOPICS

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へ特集一覧へ次の記事へ

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト