エル・オンライン流、フランス語レッスン【Vol.3/恋愛の心得】
少しでもフランス語を話せるようになりたい! そう願う読者に向けて、エル・オンライン流のフランス語レッスンをスタート。難しい文法や単語を勉強する、という考えを一度捨てて、すぐに使える簡単フレーズから、知っておいて損はないフランス流のTIPSまで、形から入るフランス語会話術をフランス政府公式機関「アンスティチュ・フランセ東京」の講師陣がポイント解説! 第3回は恋愛編。デートや恋愛シーンで使えるフレーズ満載でお届け。
「告白」はしないもの?
「Je sors avec(ジュ・ソール・アヴェック)+名前」または「Je suis avec(ジュ・スイ・アヴェック)+名前」で、「~と付き合っています」という意味になります。
家族や友達など親しい人に、「付き合っている人がいるんだ」と報告するときは、「J'ai rencontré quelqu'un(ジェ・ランコントレ・ケルカン)」(いい人と出会ったんだ)という表現もよく使います。
交際に進むタイミングについて、大人になってから「告白をする」ことはあまりないですね。わざわざ言う必要がないし、お互いに気持ちはわかるのではないでしょうか。中学生ぐらいなら「付き合ってください」と言うこともあるけれど、ちょっと子どもっぽい印象があります。
もし、ふたりの関係がモヤモヤしているなら、はっきり聞くのがいちばんです。
「Pourquoi tu veux sortir avec moi(プルコワ・チュ・ヴー・ソルティール・アヴェック・モワ)?」(なぜ私とデートしたいの?)
「Tu as une petite amie(チュ・ア・ユヌ・プティ・タミ)?」(彼女がいるの?)
petit(e) ami(e) (プティ・タミ)=恋人のことです。
※その恋人が女性の場合は、eを付ける。ami(アミ)は、前の音とのつながりで発音はタミ。
「恋人」を表す表現で日本人がよく間違いやすいものがあるのでご紹介します。
「C'est mon ami(セ・モン・アミ)」(私の恋人です)
「C'est un ami(セ・タン・アミ)」(私の友達です)
ami(アミ)=友達の意味ですが、mon amiというと、それは「恋人」の意味になるのです! un amiは文字通りの「友達」なので、混同しないように注意が必要です。
photo : Getty Images
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今回の講師/Cédric RIVEAU (セドリック・リヴォー)さん/アンスティチュ・フランセ東京専任講師
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アンスティチュ・フランセ東京
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