エル・オンライン流、フランス語レッスン【Vol.1/初対面の会話】
少しでもフランス語を話せるようになりたい! そう願う読者に向けて、エル・オンライン流のフランス語レッスンをスタート。難しい文法や単語を勉強する、という考えを一度捨てて、すぐに使える簡単フレーズから、知っておいて損はないフランス流のTIPSまで、形から入るフランス語会話術をフランス政府公式機関「アンスティチュ・フランセ東京」の講師陣がポイント解説! 第1回のテーマは初対面での会話。
すぐに使える! 出会いと別れの基本フレーズ
出会いの挨拶の基本は「bonjour(ボンジュール)」(こんにちは)、「bonsoir(ボンソワール)」(こんばんは)。親しい友人同士のカジュアルな挨拶なら「salut(サリュ)」がよく使われますが、これはくだけた表現なので、初対面の場合は失礼にあたるので使いません。
別れの挨拶は、「à bientôt(アビアント)」(またね)や「à plus(アプリュス)」(また後でね)など。à bientôtは、今度いつ会うかわからないとき、à plusは近々会えるとわかっているときに使います。「à」は英語の「to」に近い意味で、à+○○(時を示す言葉)で、「また○○に」となります。「à demain(ア・ドゥマン)」(また明日)、「à dimanche(ア・ディマンシュ)」(また日曜日に)、「à ce soir (ア・ス・ソワール)」(また今夜)、のように使えます。「また会えたらいいですね」は、英語でいうI hopeの意味をプラスして、「à bientôt, j'espère(アビアント、ジェスペール)」。
初めて会った相手には、開口一番で職業や住んでいる場所を聞くのは避けたほうが無難。少し会話が続いたあとで、相手の答え方やジェスチャーからもっと踏み込んだ質問をしても大丈夫かどうかを常に図りながら、判断するといいでしょう。
photo : Getty Images
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今回の講師/Thomas DE SOLA(トマ・ドゥ・ソラ)さん/アンスティチュ・フランセ東京専任講師
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アンスティチュ・フランセ東京
フランス政府の公式機関として、初級から上級まで質の高いフランス語講座を提供。フランス語を学ぶだけではなく、随時開催される映画や討論会、アート、食などの文化イベントを通して、最先端のフランス文化や人に出会える交流の場としても大人気。
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