編集R：いつの間にか、恋愛や結婚に興味が持てなくなってしまいました。このまま一生ひとりで過ごすのは寂しいので、いつかパートナーが欲しいと思ってはいるものの、今は自分から動く気力はゼロ。いつになったらポジティブなパワーが湧いてくるのでしょうか？
　
イヴルルド遥華（以下E） ：それはズバリ、日頃の人間関係がよくない証拠です。Rさんのネイチャーサインは木。木は土台があって初めて育つように、木の人はしっかりとした人間関係の基盤があってこそ、大きく成長するもの。つき合う人間を見極めないと、ポキンと折られて、爪楊枝として切り売りされてしまいますよ。
　
R：つ、爪楊枝！？
　
E ：木の人はネイチャーサインのなかで唯一、工夫次第でどのようにでも変化できる人。ありのままの姿でも周囲に癒しを与えるし、みんなを包み込む家にも、あるいは役に立つお箸にもなれます。逆に言えば、自分の活かし方をよく考えないと、環境や他人に翻弄されて自分を見失ってしまうこともあるんです。
　
R：翻弄されているのかどうかはわかりませんが、私、すぐに他人に小さな腹を立ててしまうんです。根に持つわけではなく、一瞬で過ぎ去ってしまうような、自分でもよくわからない感情なんですが……。腹を割って話せる友達も、親友ひとりしかいません。
　
E ：そんなふうにちょっとミステリアスなところも、木の人の魅力。枝葉の数だけいろんな思想を持っていて、気分によってテンションが変わるんです。だから、魔性の女になる可能性も秘めています。唯一の親友のネイチャーサインを調べてみると……山ですね。バッチリの相性です！　木の人は山の人と一緒にいると、豊かな森になれるんですよ。
　
R：だから、安心して甘えることができるのかもしれないですね。
　
E ：そうです。なので、山や大地のネイチャーサインを持つ男性と接してみると、時間が経つにつれ、おのずと無気力モードも解消されていくと思いますよ。