ELLE： あたなは自分の夢を追求する為に、安定した生活や安心して暮らせる部屋を犠牲にして過ごしてきました。犠牲を払ってまで追及したかった仕事の動機とは何だったのですか？
 
MARK： 大学を卒業した時、はっきり言って道を見失っていた。待ち構える人生に圧倒されて、決まった進路もなかった。そこで、卒業直後に魅了されたヨーロッパにもう一度住むことを目標にしたんだ。
輸出入業を行う会社で働いたり、そこを辞めてモデルをして、やっぱりお金のために今度はサンフランシスコでデスクワークに就いたりした。会社勤めは毎週給料の支払いがあるし、9時～5時だし、生活も安定して安全な場所に住めるんだけど、いつも満たされなかった。

MARK: それで演技のクラスを受け始めたら夢中になってニューヨークに戻り、演技を続けることにしたんだ。クリエイティブな人々とそのライフスタイルは本当に魅力的でね。今では俳優、フォトグラファー、そしてモデルの3つの職業を持っている。どれも収入の予測が本当に立てづらいけどね。