その偏見に喝!「SATC実は観ていないんです」救済の会
2017/06/26(月)
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“実は観てないんです”な理由②

サラ・ジェシカ・パーカー(=キャリー)が好きになれない。(30代Mさん)

わかります。ガチなSATCファンには怒られちゃうかもしれませんが、私もサラ・ジェシカ・パーカーには全然乗れず……。ぶっちゃけそんなに美人かな~?と思いますし、彼女が演じるキャリーにイライラすることや、突飛すぎるファッションに度肝抜かれることもしばしばです。にもかかわらずSATCが大好きなのは、サラ(キャリー)以外の3人がすごく面白いから。

ここでキャラ紹介がてら、そのほかの3人の魅力をご紹介しましょう。

まずはSATC最強の姐御、ゴージャスな金髪美女サマンサ。他の3人よりもやや年上の、金も権力も男も欲しいままのPR会社社長です。セックスは常に恋愛感情抜き、あらゆる男とのあらゆるプレイを貪欲に楽しみ、その自由な生き方を貫く強さとカッコ良さには惚れ惚れします。彼女の最初で最後の愛を描くシーズン6は、その魅力に拍手を送りながらウルウルできる最高のシーズンです。

赤毛の弁護士ミランダは、いかにもNYらしい強気なキャリアウーマン。ハーバード大卒で弁が立ち収入も男顔負けですが、内面はかなりのロマンチスト。働く女子の共感度は抜群です。男もセックスも好みは明確ですが、苦手なものも一度は試してみる経験主義にも知性を感じます。彼女のおすすめエピソードは、シーズン2の第8話「男と女のおとぎ話」。彼女の二面性がラストで鮮やかに反転するドラマティックなエピソードです。

ブルネットの上品なシャーロットは、画廊に勤めるアートディーラー。運命の人との結婚を夢見るお嬢様は、サマンサの奔放さに眉をひそめながらも、「嫌よ嫌よも好きのうち」的に淫靡なプレイにどハマりするむっつりスケベ。絶対に幸せな結婚をするタイプかと思いきや、4人のうちで最も波乱万丈。シーズン5では、「なんでこんな男と!」という相手に、すべてを捧げるシャーロットの一途な愛を応援したくなること請け合いです。

text: Shiho Atsumi photo: Aflo, Getty Images

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