心身ともに「アガりたい」ならまず「下がる」こと。疲れた人ほど“グラウンディング”を!
2017/03/03(金)
> <

4/6

ボール使いで足裏をストレスフリーに

大地からエネルギーを吸い上げる入口とも言われる足は、グラウンディングの根付きポイントとしても重要なパーツ。足裏には3つのアーチがあり、これを支える足底筋膜が衰えると、アーチのカーブが落ちてなくなり、グラウンディング力が下がるそう。

「地面との唯一の接着点である足は、体を支えようとして硬くなる傾向があるので、骨を動かしてあげるイメージで筋肉をほぐしていく必要があります。女性は特に前足部アーチを使えていなく、外反母趾にもなりやすいですね。足のアーチが健康なら、地にしっかり足をつけてグラウンディングできるようになるので、リラックスのためにここをマッサージする習慣をつけましょう」(内田さん)

【足底筋膜マッサージ】
行う前に、普通に地面に立ち、足の感覚を覚えておく。スーパーボールを置いて、足裏の内側~かかとまでの縦アーチに沿って、土踏まずにボールを押し当てコロコロ転がす。
次に、親指のつけ根下~小指のつけ根下までを横に走る前足部アーチに当てるように、ボールで同様にアプローチ。踏み込んでいくうちに甲の表面に骨がポコポコ浮き出してくる。
今度は外側~かかとまでの外アーチに、ボールを内側に包むように少しずつ踏み込んでいく。
最後、全体的にボールを転がし、できる人は体重をかけて押し当てて終了。最初と比べて、立ったときの感覚が違うのを感じられるはず。

※注意:高齢の方には刺激が強すぎることがあるので注意してください。
※スーパーボールがない場合はテニスボールでもOK。

  • 内田あや(AYA UCHIDA)
    「Body Tuning ®」 Founder、パーソナルトレーナー。女優やモデル、クリエイター、ファション関係者をはじめ、経営者などのエグゼクティブ、ショーで活躍するニューハーフまでが足繁く通う、ボーダレスかつジェンダレスなスタジオ「as・i ・am/apartment」を東京南青山にて主催。アメリカで学んだNY発ボディワークのジャイロトニック、そしてアジアやヨーロッパを旅して探求するヨガ、タイマッサージ、瞑想、呼吸法などをもとに、しなやかさと強さ、自信とリラックスが共存するカラダを目指す“ボディチューニング”メソッドを考案。各種ワークショップを随時開催。
    http://bodytuning-assoc.com

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へ特集(エディターズPICK)一覧へ次の記事へ

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト