心身ともに「アガりたい」ならまず「下がる」こと。疲れた人ほど“グラウンディング”を!
2017/03/03(金)
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リラックスヨガで回復力UP!

体を一定に保つ恒常性機能は、1)自律神経、2)ホルモンバランス、3)免疫系、4)脊髄反射(筋肉)の4つがあり、そのどれもが、生理があったり、交感神経と副交感神経のスイッチがあったりと、波打つもの。これは脳が司るため、いくら筋肉を鍛えても、ストレスをしっかりリリースしていないと正常に働かなくなってしまう。そこで、この4つすべてを回復させ、リラックスさせてくれるヨガ、リストラティブヨガ(=回復させるヨガ)が有効になってくる。寝る前に毎日行って。

【左のポーズ】
ブランケット(or枕)を積み重ね、高さを出して壁の前に置く。
横からゴロンとブランケットに寝転んでいくように、ブランケットの上に背中を乗せて仰向けになる。胸はアーチ状に大きくカーブするように。
脚は壁に沿って真っ直ぐ立てて、腕は軽く曲げて真横か頭周辺に。脚全体で重力を感じた状態で10~15分深い呼吸をする。
脚が体の中にしっかり根付いていくことを感じて終了。心臓よりも頭が下に下がるポーズなので、リラックスはもちろん、時差ボケなどの体内時計の調整にも効果あり。

【右のポーズ】
積み重ねたブランケットを縦に敷き、その上で仰向けになる。
あぐらをかいて股関節を広げる。脚が固い人は太腿の両サイドに別のブランケットなどを置き、脚がグラグラ浮くのをサポートする。
この状態で10~15分間ほど深く呼吸をしながらキープ。足の重さと腕の重さによって、自然に股関節や胸が外側に開いていくイメージをつかんで。下腹部が開くポーズなので、子宮系の働きも正常になるのでおすすめ。

  • 内田あや(AYA UCHIDA)
    「Body Tuning ®」 Founder、パーソナルトレーナー。女優やモデル、クリエイター、ファション関係者をはじめ、経営者などのエグゼクティブ、ショーで活躍するニューハーフまでが足繁く通う、ボーダレスかつジェンダレスなスタジオ「as・i ・am/apartment」を東京南青山にて主催。アメリカで学んだNY発ボディワークのジャイロトニック、そしてアジアやヨーロッパを旅して探求するヨガ、タイマッサージ、瞑想、呼吸法などをもとに、しなやかさと強さ、自信とリラックスが共存するカラダを目指す“ボディチューニング”メソッドを考案。各種ワークショップを随時開催。
    http://bodytuning-assoc.com

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