ダイエット知らずの女性たちから学ぶ、体型キープの9つのルール
世の中にはまったくダイエットをしない人たちがいるけれど、それには納得できる理由がある。登録栄養士兼栄養医学および代謝医学の有資格専門家であるカーラ・ハイザーさんは、「減量目的の食事制限の効果は薄く、多くの人たちが毎回失敗しています」と指摘。そこで、ダイエットをしなくてもスリムな人たちが無意識に実践している生活習慣をご紹介。
「悪しき」食べ物は存在しない
ブラウニーを “悪い食べ物”、ケールを “良い食べ物” といってひとくくりにするのはナンセンス。2005年にトロント大学が行った調査によると、チョコレートを1週間禁止された女性たちは、チョコレートへの欲望が一層強くなり、結果としてより多くのチョコレートを食べてしまう傾向にあったという。
この調査は、2010年に行われた研究で結論が裏付けられている。「チョコレートを食べてはいけない」と言い聞かせ、チョコレートについて考えないようにすればするほど、頭の中がチョコレートで一杯になるのがその原因。さらに、チョコレートにとらわれた自分はダイエットに失敗していると思い込み、罪悪感に苛まされ、最終的にはドカ食いに走ってしまうという最悪の結果に……。食べ物と健全な関係を築きたければ、“ダメな食べ物” という概念は忘れた方がよさそう。
original text : Jessica Migala translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images
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※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。