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「血の轍」ではコンピューターオタクともいえる特別捜査官を演じる。

Photo : Yasuhide Joju

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「何だかわからないけど好き」と言えるものが好き

-つまみ食いをしている中で、最近のヒットの映画や本はありますか?

T:旅行が多かったので、世界を見てきたつもりでいたのが、実はその場所を楽しむことをしていなかったことに最近気づいて、それをやりたいと思っています。仕事であちこち飛び回っていたので、実は仕事以外で飛行機を見るのもイヤだったんです。でも、今は、自分から積極的にいろいろなところに行こうと思っていて、それがこれからの仕事の糧になればいいですね。

 

-飛行機の中では何をしているんですか?

T:寝ます! 読まなければいけないものを読んで、寝ます! もう、苦行だと思って、ついたらすぐに仕事ができるように段取ります。

 

-好きなエンターテインメントは?

T:もちろん「血の轍」はオススメですけど(笑)。それ以外でですよね? 私、趣味でブロードウェイを観に行くんですけど、「Pippin」がよかったんです。純粋なミュージカルではなく、まるでサーカスのようなショーで、スペクタキュラーで刺激的でした。

 

-見たことがないものが好き?

T:そうとも限らないんですが、違和感が残るものなのに「何だかよくわからないけど、私、コレ好き!」って言えるのは珍しいことだと思うんです。違和感を残すのってそれだけでもスゴイことですよね。

>>旅以上に仕事に役立つ“妄想癖”とは? 意外な素顔を発見! 次のページへ

  • 連続ドラマW 「血の轍(わだち)」

    ベストセラー「震える牛」に続く、相場英雄の硬派なサスペンス小説のドラマ化。“刑事 VS 公安”それぞれの正義と組織の間でもがく人間を描く群像ドラマ。舞台は刑事部と公安部が陰に陽に対立する警察組織。かつて兄弟のように力を合わせて事件に挑んでいた2人の刑事、兎沢(谷原章介)と志水(原田泰造)も、ある悲しい事件をきっかけに対立し始める。刑事部の兎沢は大きな悲しみを背負い、公安への憎悪を膨らませ、警視庁特殊捜査班・坂上(TAO)のサポートにより捜査に挑む。いっぽう公安部に移った志水は、自分の正義を信じ突き進むが、そこにあったのは自分の信じた道すら疑う驚愕の真実だった……。

    2014年1月19日(日)スタート(全4話)[第1話無料放送] 毎週日曜夜10:00

    原作:相場英雄「血の轍」(幻冬舎刊)
    脚本:篠﨑絵里子(連続ドラマW「震える牛」)
    監督:小林義則(「アンフェア」)
    音楽:羽岡佳(連続ドラマW「震える牛」)
    出演:谷原章介 原田泰造 TAO ・ 高嶋政伸 他
    製作:WOWOW 共同テレビ

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STYLING:Tsuyoshi Kurata(AVGVST)
HAIR&MAKE UP:Emi Ohara for VAN COUNCIL (DONNA)

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