とがっち先生に聞く!最大限喜ばれる手土産6つのポイント
一年のうち奥様の誕生日以外は会食をしているという、雑誌『MEN’S CLUB』の敏腕編集長の戸賀敬城(通称とがっち)に人付き合いの極意をASK! なかでも気配り上手だからこその心得が光る、とっておきの手土産術にフォーカス。働く女だからこそ知っておきたい、戸賀流愛され接待学のすべてを同じ会社にいながらにして憧れのまなざしを送っていた「エル」エディターTが聞き込み調査。
知っておきたい手土産の5W1H
―――渡すときのタイミングやコツってなんでしょうか?
「もらう側の人にとって丁度いい時間かどうかを考えることも必要
。例えば、夕方に大福を持ってこられたら、食べられなくてもったいないし、迷惑になるケースもありますよね。先ほど話したホールケーキのサプライズは、自分が直接持っていけないときも、時間指定の宅配便で送れるのがグッドポイント。今なら、どこで何しているかなんてSNSである程度探れる時代。確実に会社にいる時間帯を狙ったり、3時のおやつに合わせて甘いものを贈る、ご家族で自宅にいそうな週末など、相手のTPOに合わせたものをお贈りすると、印象がさらによくなります
」
――― 何を贈るかだけでなく、いつ、誰に、どういう風に渡すかまで考えての手土産ということですね。
「そう。お酒なのか、最新のコスメなのか……高級なものはもちろんとても喜ばれるけれど、ただ高いものを贈ったらいいというものではない。時間やタイミングを外すと、返って台無しになることもあるということを忘れないで。
例えば、シャンパンやワインって贈ることが多いと思うんですけど、持ち運ぶためのワインケースってなかなかみんなが持っているアイテムではないですよね。そうなると会社に送ってもらっても、持ち帰るタイミングを逃して置きっぱなしになってしまうなんてことになりかねない。モバイルが効くとか、いつ食べるか、周りに人がいるタイミングで贈るなどの算段を立てる
ことで、五千円で買ったものが一万円の価値に上がることも」
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戸賀敬城(とが・ひろくに)
MEN’S CLUB編集長。1年のうち364日は会食(奥様の誕生日以外♡)という人付き合いの達人。自身の経験談から導き出したビジネスパーソンとしての心得をまとめた新著書『結果を出す男は「飲み会」で何をしているのか?』(KADOKAWA)が発売中。最近では、クリエイティブディレクターを務める新ブランド「クアラントット」(イタリア語で自身の年齢である「48」を意味)を立ち上げたばかり。詳細は2015年11月24日(火)発売の「MEN’S CLUB」1月号での発表と、12月19日(土)に「ナノ・ユニバース ライブラリー新宿」で行うローンチ記念イベントでチェック!
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