とがっち先生に聞く!最大限喜ばれる手土産6つのポイント
一年のうち奥様の誕生日以外は会食をしているという、雑誌『MEN’S CLUB』の敏腕編集長の戸賀敬城(通称とがっち)に人付き合いの極意をASK! なかでも気配り上手だからこその心得が光る、とっておきの手土産術にフォーカス。働く女だからこそ知っておきたい、戸賀流愛され接待学のすべてを同じ会社にいながらにして憧れのまなざしを送っていた「エル」エディターTが聞き込み調査。
語ってなんぼ! ワンエピソード話せてこその手土産選び
――― 初めてお会いする方へのご挨拶としてや、お世話になった御礼、また会話のきっかけにと、手土産を持っていくことは人付き合いをする上で重要なポイントになるものだと思います。戸賀さんが手土産を選ぶときに実践しているルールはありますか?
「手土産を渡すときには、まず、おもてなしの心があるべきだと思っています。おもてなしって、お客さんへのごちそうや取り計らいのこと。ならば、いくら謙遜だったとしても『つまらないものですが』と言ってしまうようなものはNG
。つまり、“詰まらないもの”ではなく“詰まるもの”を持って行こう
、というのが僕の持論なんです。では詰まるものとは何か? ―――――― それはずばり、自らが心酔するほど気に入っているもの
。自分が“好き”と認めて、常々食しているものや、思わず人にも進めたくなる程愛用しているというものを選んでいます。それなら心の底からおもてなしする気持ちで贈れるし、自然とそのものに纏わる話が出てきますよね。結果的にそこに会話が生まれて、コミュニケーションになる
。あわてて買ったものでは出来ない展開が生まれてくるんです」
――― なるほど。一方通行で終わらせないコミュニケーションツールになるというわけですね。では自分の愛用品ともなるアイテムの情報はどこから得ていますか?
「それには日々好奇心を持って生きている
ことが大切。たくさん恋愛したり、いっぱい美味しいものを食べたりと、探究心を持って生きる。そうすることで手土産やおもてなし、気配りの情報や所作とも出会える。そこにあったから買う、本に書いてあったから買う、ということではなく“相手からウケる”という実体験を得てください。仕事でも、一回目より二回目会ったときにアップデートできていると一目置かれる存在になりますしね。もてなしとは人生経験の豊富さあってのことだと意識しておくこと
が重要」
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戸賀敬城(とが・ひろくに)
MEN’S CLUB編集長。1年のうち364日は会食(奥様の誕生日以外♡)という人付き合いの達人。自身の経験談から導き出したビジネスパーソンとしての心得をまとめた新著書『結果を出す男は「飲み会」で何をしているのか?』(KADOKAWA)が発売中。最近では、クリエイティブディレクターを務める新ブランド「クアラントット」(イタリア語で自身の年齢である「48」を意味)を立ち上げたばかり。詳細は2015年11月24日(火)発売の「MEN’S CLUB」1月号での発表と、12月19日(土)に「ナノ・ユニバース ライブラリー新宿」で行うローンチ記念イベントでチェック!
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