その後のキャリアはどうなる? オトナ留学で得した人、損した人
2018/05/01(火)
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実は国際恋愛に憧れているのですが……

Q. 実は留学先で恋人を見つけて国際結婚を夢見ています。そんな願いを叶える方法ってある?

A. やっぱり日本人女性はモテる! 人間的な魅力もプラスして素敵な出会いを

まずは自分が魅力的で輝いていること。年齢は関係なく、自分の生き方をきちんと持っている女性こそが魅力的に映るものです。そのうえで、出会いを増やすためにも「友だちの友だち」を大切にしたり、パーティーなどに出かけてみたりする、習い事や趣味の場に出かけるのもよいでしょう。お互いの育った環境を尊重し、違いを受け入れ、理解するために話し合う。そうして愛を育んで、結婚に至ったら、それはまさに国境を越えた素敵なご縁です。日本人女性は清潔感と知性があり、海外でもモテるケースが多いのですが、危険な目に合わないよう気を付けるべき時もあります。多くの実りある恋愛がある一方で、お金をだまし取られたり、暴力など危ない場面に遭遇したりした人もいます。イヤなときははっきりと「NO」と言い、危ないと直感が働いたらそれを信じて、できるだけ早くその場や関係性から離れる覚悟も大事です。

“得した人”の実態は?

「気軽な出会いもウェルカムだったので、Tinderなどの出会い系アプリも活用していました。そういう関係も英会話上達につながるし、アメリカ人の女の子との会話のネタになるし、一石二鳥! 本気で付き合うときは、私は彼の元カノにアジア系がいないか確認します。アジア系と付き合っていた男の人は、アジア系のイメージを強く持っているので、付き合いづらい傾向が。私の場合は人種的な固定概念がない方が、お互いをより理解しあえると思いました」(1)

「留学中に恋愛し、その後結婚してアメリカに移住しました。私は友人の誕生日会で出会ったのですが、人が多く集まる場所にフットワーク軽く沢山参加するとよいと思います」(6)

「今の夫とはワーキングホリデーで出会いました。とにかく充実した生活を送って自分が活き活きしていると魅力的なものなので、好きなことを存分に楽しむこと、ですかね。外国人の恋人ができても、わからないのが当たり前と思って、正面からオープンに違いを楽しむとよいと思います」(10)

“損した人”はこんな人⇒巻き込まれ型の恋愛をダラダラ続ける人

日本人女性は海外でモテるのは事実。でも見る目がないと、パートナーが危険な人だったり、単なる「アジア女性マニア」だったり…ということも。自分の望む恋愛にふさわしい出会いを得るための嗅覚や、出会った後のコミュニュケーションの重要性は日本の恋愛と同じだと心得ましょう。

「留学中の彼氏と遠距離恋愛に突入。連絡は取っているし、年に何回かはお互いの国を行き来するけれど、コミュニケーション不足は否めません。今さら結婚を迫るのも、別れるのも億劫。曖昧な関係を続けているうちに婚期を逃しそうです」

Photo: Getty Images   Realization & Text: Tomoko Hachiya

  • Adviser
    「女子Ryu」  編集長 若松千枝加さん
    女性向けの最新留学情報を掲載するウェブマガジン 「女子Ryu」。留学プラン掲載数は千以上。http://www.joshiryu.com

  • 留学で“得した”体験を提供してくれた人は……

    1.ビデオグラファー&ビデオエディター(30歳)。29歳から30歳の間に8カ月間アメリカのロサンゼルスに留学。留学前は海外情報を扱うことが必須の映像制作会社に勤めていたにもかかわらず、英語が喋れないのがコンプレックスだったが、留学で克服! 仕事の幅も広がった。

    2.会社員(29歳)。28歳の3週間のマルタ島留学。現地で交友関係を広げてマルタ大使とも知り合いに。そのコネクションを日本で勤務する会社の上司にも紹介できるほどになった。

    3.食品輸入商社勤務(29歳)。27〜28歳のときにフランスのリヨンに約1年間留学。語学学校終了後、有期雇用で働いていた現地企業の縁で現在日本で勤務する企業に就職。日常的にフランス語を使うポジションで学びを活かす。

    4.海外ブランドPR (41歳)。30歳から31歳の間に、アメリカ ニューヨークに10カ月留学。帰国してからは同じ仕事に従事しているが、留学前とは違い、日常的に本国とやりとりをするポジションへとステップアップしている。

    5.ビューティエディター(34歳)。 26歳から27歳までニューヨークに留学。留学前にやっていたモデルの仕事に違和感を持ち、キャリアを考え直すために留学を決意。現在は留学中に書いていたブログが認められ、エディターにキャリアチェンジ。

    6.クリエイティブエージェンシー勤務(32歳)。19歳(3カ月) 21歳(3カ月)でニューヨークに留学。大学時代にニューヨークのモデルエージェンシーとPRエージェンシーでインターンを経験。帰国後日本の大学を卒業し、新卒でニューヨークの広告会社に就職。現在勤続6年目。

    7.ITコンサルタント(48歳)。 27から29歳までアメリカに2年間留学。 留学前は、金融機関の総合職勤務だったのが、留学を経てアメリカの企業でコンサルタントにキャリアチェンジ。

    8.会社員(40歳)。 27歳のときにオーストラリア、アメリカに合計6カ月留学。 勤務していた企業からの補助金があったため、支出を抑えられた。現在のキャリアは留学前と変わらずだが、業務に必要な英語力をブラッシュアップできた。

    9.現在留学中(31歳)。2017年の夏からデンマークに留学し、現在はインターンとして現地企業で勤務。語学の習得とともに、仕事に関連するギャラリーをめぐったり街をすみずみまで歩き回ったり、積極的にカルチャーを吸収中。

    10.留学補佐(39歳)。24歳から25歳までオーストラリアにてワーキングホリデーで滞在。留学前は出版社に勤務し、オーストラリアでは飲食系のアルバイトを経験。その後現地で出会った人と結婚し出産。家族で各国を転々としたが、最近ニュージーランドで留学補佐の仕事を始める。

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