格言その6
背伸び上等!常に「チョイ高買い」を
ファッションアイテムに関しては、ワンランク上のものを持つべき、と柴田さん。「特に時計はいいものを、がマイルール。靴はスニーカー、バッグはエコバッグのトート、なんてカジュアルファッションの人が増えた今、いい時計をつけているとたちまち格が上がって、人が見ても『おっ!』と評価が変わります。買う基準は、買えるかどうか。買えるものは、買っていい! 貯金がゼロになっても死にません(笑)。それに服も、私は若い頃から質のいいものを選んでいたおかげで、会食で急に席が空いた時、代役に呼ばれるなどのチャンスが巡ってきました。大事な場に恥ずかしくないクオリティの服は、必ず幸運を運んでくれます よ」。背伸びの積み重ねが「人からの見られ方」になり、やがて身になるというこの話、肝に銘じよう!
Text: Yurico Yoshino Illustration: makomo
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柴田陽子/プロデュース&ブランディング会社「柴田陽子事務所」(通称シバジム)代表。自らのファッションブランド「BORDERS at BALCONY」プロデューサー。飲食店の経営も行う。「グランツリー武蔵小杉」総合プロデュースやミラノ国際博覧会日本館レストランプロデュースなど、多彩なプロデュースに携わる。 -
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安彦麻理絵/漫画家。1989年「おんなのこである条件」でガロでデビュー。赤裸々な性描写や出産、離婚などの体験をはじめ、女の生態や本音を生々しく描く作風で女性を中心に絶大な人気を誇る。著書に『だから女はめんどくさい』『ブ活始めます』『酒とナミダとマリエと赤子』など多数。2度の結婚で4人の子を持つ。