特集
2017/11/24(金)

金曜日の毒母たちへvol.3―――ブリジット・バルドー、無邪気に息子を捨てたセックスシンボル

仏を代表するセックスシンボルでもある女優、ブリジット・バルドーが実の息子に訴えられたことは知る人も多い。ただの告白本が自らが産んだ子の憎しみを引きだしてしまった悲劇の背後には、母になることを頑なに拒否したバルドー自身の、子供のまま母親になってしまった哀しいまでの無邪気さがあった。

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皆に愛されるコケットなブリジット・バルドーは、少女性からくる危うい性的魅力で満ちていた。

Photo: Aflo

愛されることだけを望む奔放な少女

1959年、25歳のブリジット・バルドーは世界で一番美しい女性だった。小悪魔的な顔立ち、バレエで鍛えたセクシーなボディ。モラルに縛られない生き方は戦後の沈滞したフランスに新風を吹き込んだ。

ブルジョワ家庭に生まれて突然スターになった彼女は、周囲に賞賛され、愛されることだけを望む少女のまま栄光の日々を生きていた。

Original Text: FLORENCETRÈDEZ  Text: IZUMI MATSUURA

  • エル・ジャポン12月号 

    あの女優がDV加害者だった!? 12月号『エル・ジャポン』ではジョーン・クロフォードほか、ブリジット・バルドー、マレーネ・ディートリヒといった“毒母女優”の生々しい不都合な真実を掲載。 
     

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