昼顔妻にはどんな言葉をかければいい?
2時間だけのバカンスのはずが……
既婚男性との恋に走る独身女性がいる一方、実は多いのが結婚した途端に他の男性との恋を求める女友だち。特に子どもが小さくて仕事を少し休んでいたり、もともと主婦志望だったりした女の子たちは、夫や子どもを手放す気がなくとも、「キュンキュンしたい」「それほど真剣じゃなくてもデートや食事を楽しみたい」と彼氏を作りたがる子は意外に多いような気がします。彼女たちの論理もそれなりに納得はしてしまうのです。「外で刺激を得ることによって、心も満たされて、夫や子供により一層優しくできる」「夫に全てを求めようとしなければ、不満も溜まらない」。そう主張する彼女たちを言い負かすのは難しい気がしますが、もしかしたらヒントになるかもしれない切り口を2点あげてみました。
Text: Suzumi Suzuki Photo: Getty Images
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鈴木涼美/社会学者、作家。1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。記者として在籍した日本経済新聞社を退社後、執筆業を中心に活動。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』(幻冬舎)や『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)など。2017年5月25日には、新著『愛と子宮に花束を』(幻冬舎)を発売。7月1日には、同名小説を原作とした映画『身体を売ったらサヨウナラ』が全国順次ロードショー。
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