エル・オンライン流、フランス語レッスン【Vol.2/ホームパーティの極意】
少しでもフランス語を話せるようになりたい! そう願う読者に向けて、エル・オンライン流のフランス語レッスンをスタート。難しい文法や単語を勉強する、という考えを一度捨てて、すぐに使える簡単フレーズから、知っておいて損はないフランス流のTIPSまで、形から入るフランス語会話術をフランス政府公式機関「アンスティチュ・フランセ東京」の講師陣がポイント解説! 第2回のテーマはホームパーティの極意。
アペリティフ(食前酒)からスタート
ナイフとフォークを使ってしっかり食事をする夕食=dîner(ディネ)の前に、軽いおつまみと食前酒を楽しむのがapéritif(アペリティフ)です。
食前酒にはシャンパン、スパークリングワイン、白ワインなどを。champagne(シャンパーニュ)は別格で、ホームパーティならリーズナブルなスパークリングワインが主流。スパークリングワインは泡の強さに応じて種類がいくつかあり、なかでもいちばん泡が強いvin mousseux(ヴァン ムッスー)が定番です。
そのほか、アペリティフにはkir(キール)もおすすめ。白ワインまたはスパークリングワインに、カシスのリキュール=crème de cassis(クレーム・ド・カシス)を足したカクテルです。最近は、カシスのほかピーチやラズベリー、ブラックベリーのリキュールで作るのも人気。作り方は、先にグラスにリキュールを入れて、そこにスパークリングワインを注ぐだけで、見た目もきれいに仕上がります。
あくまで食前酒なので、合わせるおつまみは手に取って一口で食べられる軽いもの。ナッツだけだとちょっと寂しいので、カナッペ=canapé(キャナペ)、小さな焼き物=petit four(プチ フール)などを。プチフールは甘い焼き菓子もありますが、小さなタルトやパイなど、塩気のあるものも含みます。冷凍のものやオーブンで温めるだけのものなど、フランスでは種類が豊富で簡単に手に入ります。
そのほかに、盛り合わせ=assortiment(アソルティマン)も便利。ハムやソーセージなどの盛り合わせは、assortiment de charcuterie(アソルティマン・ド・シャルキュトリー)と言います。
photo : Getty Images
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今回の講師/Christelle LE CALVÉ(クリステル・ル・カルヴェ)さん/アンスティチュ・フランセ東京専任講師
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アンスティチュ・フランセ東京
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