パーティの目的は、何よりも会話！

パーティで集まるいちばんの目的は、会話です。お互いの近況報告はもちろん、政治や社会に関することも議論＝discussion（ディスキュッシオン）します。軽い会話やおしゃべりはconversation（コンヴェルサシオン）ですが、フランス人にとってパーティの目的は、どちらかといえば議論！
 
議論が盛り上がると、はたから見るとケンカをしているように見えることも。だけど人と意見が合わないのは当たり前なので、自分の意見は積極的に話します。誰かの意見を聞きたいときには、「Qu'est-ce que tu en penses （ケスク・チュ・アン・パンス）？」（今まで話してきたことについて、あなたはどう思う？）と言います。この表現はパーティに限らず、仕事の場でもとてもよく使われます。
 
フランス人のパーティでは必ずといっていいほど意見を求められるので、フランス語が苦手だと大変だと思われがち。でもフランス語のレベルよりも自分がどう考えているか、を伝えるほうが大事。あとは話に入っていくタイミングの見極めも重要です。