エル・オンライン流、フランス語レッスン【Vol.2/ホームパーティの極意】
少しでもフランス語を話せるようになりたい! そう願う読者に向けて、エル・オンライン流のフランス語レッスンをスタート。難しい文法や単語を勉強する、という考えを一度捨てて、すぐに使える簡単フレーズから、知っておいて損はないフランス流のTIPSまで、形から入るフランス語会話術をフランス政府公式機関「アンスティチュ・フランセ東京」の講師陣がポイント解説! 第2回のテーマはホームパーティの極意。
手土産の定番はワインと花
パーティに招かれたら、「何も持ってこなくていいよ」と言われても、何かしらの手土産を持参するのが基本。定番はワインか花。ホストが女性でお酒が好きだとわかっていればワインでもOKだけれど、好みがよくわからない場合は花が無難です。カップルのホームパーティに招かれたら、ワインは男性に、花は女性に渡すのが一般的。
手土産を渡すときは、丁寧な表現なら「Ce n'est pas grand-chose, mais……(ス・ネ・パ・グラン ショーズ、メ……)」(大したものではありませんが……)と言ったり、カジュアルな間柄なら「Tiens, j'ai apporté ça.(ティアン、ジェ・アポルテ・サ)」(これ持ってきたよ)と言って渡しましょう。ただ渡して終わり、だと少し不自然なので、持参した手土産についてちょっとした話をすると会話のきっかけになります。もし日本人がフランス人のパーティに招かれたら、梅酒や焼酎など、日本の特産品=spécialité(スペシャリテ)などを持参すれば会話も弾むのでおすすめです。
ちなみにパーティの手土産では、ビールはほとんど選ばれません。それはビールの箱は、見た目=apparence(アパランス)が美しくないから。ワインを選ぶときもスーパーではなく専門店で、ちょっといいものを。赤、白、ロゼなら、基本的にはどんな料理にも合う赤が無難です。相手の好みがわかっているなら、白やロゼでもOK。
photo : Getty Images
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今回の講師/Christelle LE CALVÉ(クリステル・ル・カルヴェ)さん/アンスティチュ・フランセ東京専任講師
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アンスティチュ・フランセ東京
フランス政府の公式機関として、初級から上級まで質の高いフランス語講座を提供。フランス語を学ぶだけではなく、随時開催される映画や討論会、アート、食などの文化イベントを通して、最先端のフランス文化や人に出会える交流の場としても大人気。
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