2015年
パトリシア・アークウェット、助演女優賞
最近になって沢山の女優達が、男性の共演者よりも少ない金額をオファーされていたことを打ち明けているように、賃金の不平等は未だハリウッドにおける大きな問題の1つだ。パトリシア・アークウェットは『6才のボクが、大人になるまで。』で最優秀助演女優賞を受賞した際、スピーチの最後で賃金平等を訴えた。メリル・ストリープは彼女を熱烈に応援していたが、アークウェットの発言は反感を買い、後に、彼女はこのスピーチのせいで役をいくつも失ったと語っている。さらに、アークウェットはスピーチ後のプレスルームでの”インターセクショナリティ的に失敗”な発言でも炎上している。
Translation, text : Naoko Ogata Photo: Getty Images