エディターが見た、聞いた! 「世界のベストレストラン50」の裏話7
2017/04/14(金)
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ルーフトップパーティーの主役はデイビッド・トンプソン!?

授賞式翌日のシェフたちは、ホテル「QT メルボルン」の屋上に集合。オーストラリア政府観光局と「グルメトラベラー」誌が共催したブランチは「オールスター飲茶」と題され、人気シェフが屋台で飲茶スタイルの料理を提供するスペシャルな企画。ここで飲茶というセレクトが、多文化であることを謳歌するオーストラリアっぽい! 晴天にも恵まれ、シェフたちはリラックスした雰囲気。ニール・ペリーやビクター・レオンによる独創的な飲茶を楽しんでいたが、なんといっても注目を集めていたのはデイビッド・トンプソン(バンコク「ナーム」で28位にランクイン)の屋台。「豚肉と青唐辛子炒め」を提供していたのが、青唐辛子を炒めるときに当然ながら大量の煙が発生。それがまた、青唐辛子の辛み成分をたっぷり含んだ煙で、周囲のゲストは目と喉を刺激されて咳込んだり、涙を流したりという展開に! おいしそうだから近づきたい、でも近づくと咳込むという葛藤を体験(笑)。でも、デイビッドの飲茶を食べないなんてありえない。果敢に入手した料理はピリリと辛くて旨くて、ビールが進んだ!

photo: Kazuma Takigawa, ELLE gourmet

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