7つの島々で作られる、個性豊かな沖縄黒糖
「tituti OKINAWAN CRAFT」の「黒糖」
沖縄のおばあの家には必ず常備されている「黒糖」。暑い夏を耐え抜く先人の知恵として、ミネラルやビタミンが豊富な黒糖はおやつ替わりに重宝されてきた。黒糖は体を温め、血液の循環を良くする効果もあり、疲れた体を癒すだけでなく、夏の冷房冷えなどの対策にも◎。そんな素晴らしい天然の栄養分を伊江島・粟国島・多良間島・西表島・与那国島・伊平屋島・小浜島からお届け! 与那国馬のイラストが描かれているのは与那国黒糖、テッポウユリが有名な伊江島の黒糖、イリオモテヤマネコがかわいらしい西表島黒糖と、島々の自然や芸能文化をモチーフにしたイラストがパッケージになっているところもキュート。
たかが黒糖、されど黒糖。島の土壌の違いによって黒糖の味や色、香りや食感は異なってくる。ほろ苦かったり、塩味が際立ったり。またもちもちしていたり、頬張ると同時にさらっと溶ける口当たりだったり。コーヒーやお酒と合わせながら、食べ比べるのも面白そう!
こちらの商品を販売しているのは、セレクトショップ「tituti OKINAWAN CRAFT」。パッケージを手掛けた沖縄県内出身のイラストレーターMIREIさんのグッズや、紅型、織り物、木工、陶芸など沖縄工芸作家の作品を多く取り揃える店だ。店名の「tituti(てぃとぅてぃ)」とは「手と手」を沖縄方言で読んだもの。古民家を改装した店内には、作り手と使い手をつなぐ場として、作家の想いが伝わる品々が並ぶ。ぬくもりあふれるおみやげ探しに、ぜひ訪れておきたい一軒だ。
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tituti OKINAWAN CRAFT(ティトゥティ オキナワンクラフト)
沖縄県那覇市牧志1-2-6
tel.098-862-8184
営業時間/11:00~19:00
定休日/水曜
http://www.tituti.net/index.html
photo : Chika Fujii, Masahiro Higashi text : Noriko Matsuzaki
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OKINAWAナビゲーター
松崎紀子●神奈川県川崎市出身。2000年に沖縄へ移住。県内外の雑誌編集や企業販促物、WEB、新聞など様々な媒体のデザイン、企画、編集、文章執筆などの分野に関わるフリーランサー。2013年、那覇市楚辺にコワーキングカフェ「Community & Coworking Cafe coil」をオープン。対面で伝える情報の発信やファン作りを目的に、多様な講座やワークショップをプロデュース。3人の子持ち。働くママの可能性を信じて日々奮闘中。「Community & Cowkirng Cafe coil」 http://cafecoil-okinawa.com