食事を抜くと痩せられない?
できることなら朝食はちゃんと食べたいし、仕事が終わらないからといってランチ抜きにはしたくない。だけど、どうしても忙しかったり、食事の時間になってもお腹が空かなかったりして、1食スキップしてしまった……、なんてことも時にはあるはず。でもこれ、あなたを太りやすくする一因になっているかも。
1.脳が働かなくなる
たとえば、前日の夕食に大好物のピザを選び、ついつい食べすぎたとする。カロリーの摂りすぎが心配なあなたは、「ランチを抜いて、プラマイゼロにしよう!」と考えて、翌日のランチを食べるのをグッとガマン。さて、そんなとき、体ではどんなことが起きていると思う? 食事をたった一回抜いただけでも、体にとっては「ありえない行為」とばかりに、血糖値が劇的に下がり、思考能力も急低下しまうんだって。「私たちの脳にとっては、ブドウ糖が主なエネルギー源なんです」というのは、アメリカ・オハイオ州の「クリーブランドクリニック」で栄養サービスのマネージャーを務める登録栄養士のクリスティン・カークパトリックさん。血液中に糖分が足りなくなると、集中力が著しく低下するという。だから、食事を抜くと脳の機能が低下し、仕事でミスをしたり、頭を使った作業ができなくなったりするみたい…。
original text : Kim Tranell translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images
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※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。