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上)責任者のグザヴィエ・バリル。「フェルナン・アンジェルのワインは、日本でも楽しんでいただけます。和食にもきっと合うはず!」 下・左)ドメーヌの裏には、広々とした畑が広がる。すべて自社畑でまかなうというぶどうは、丁寧な作業によって育てられている。 下・右)ワインは左から、「クレマン・ダルザス・シャルドネ」、「リースリング・レゼルヴ2013」、「ゲヴュルツトラミネール・レゼルヴ2013」。いずれも日本に輸入されている。

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安心・安全なアルザスワインを世界に

ドメーヌ・フェルナン・アンジェル

すべて自社畑のぶどうを使い、比較的大きな規模でのワイン造りをおこなっているドメーヌ。輸出されるワインも多く、もちろん日本でも味わうことができる。 「輸出が多いので、それぞれの国の好みや安全基準を踏まえてワイン造りをしています」と、現在の責任者、グザヴィエ・バリルは言う。より厳しい国に合わせて安全で安心なワインを提供するため、畑の管理はもちろん、工場の設備にも細やかに気を遣っているのだそうだ。「たとえばコルク。だれもが嫌うコ ルク臭を可能な限り抑えるために、きちんとデータを取り、できるだけブショネ(コルクによって品質劣化したワイン)を出さないように設備を整え、問題があればすぐに対応するよう努めています」。アンジェルのワインは数々のコンクールで賞を獲得しているというから、品質はお墨付き。だがそのレベルを常に保つためには、日々のデリケートなケアが欠かせない。「我々もビオ、つまり、自然なワイン造りを目指しています。ただ、そこにこだわりすぎるのではなく、ぶどうが最大限に力を発揮するように、必要なら最低限の手を加え、おいしい、そして安全なワイン造りを行っています」。おいしくて安全なものの影には、かかわる人たちの大きな愛情とたゆまぬ努力があるのだ。

  • ドメーヌ・フェルナン・アンジェル Domaine Fernand Engel 
     
    1 route du Vin, 68590 Rorschwihr, France
    tel.+33.3.89.73.77.27
    http://www.fernand-engel.fr/
     
    ※見学可能。8:00~11:30、13:00~18:00(日曜および年末年始は休み)

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photos : Taisuke Yoshida

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