3. スマホが不安の種となる
普段、iPhoneを握りしめて生活していると、たった10分携帯から離れているだけでも、脳に不安を引き起こすのに充分だと、ローゼン博士は2014年の実験で明らかにした。
「不安とは、ストレスホルモンであるコルチゾールなど脳内の特定の化学物質が分泌された時の体の反応で、手の発汗や、心臓の動悸などに現れます」とローゼン博士。ローゼン博士の研究では、視界内に携帯がある場合、たとえそれが自分のものではなくても、携帯の存在自体が不安を引き起こすという。
Translation & Text: Naoko Ogata Photo: Getty Images