一度、王家の称号を得たら、それ以外の名前で呼ばれてはいけない
キャサリン妃を彼女の以前のニックネーム”ケイト”で呼んだり、女王を”リジー”呼ばわりしてはいけない。王室の人間を呼ぶ時は省略せずに正式な称号で呼ぶか、あるいは単純に「Ma’am(読み:マアム)」、「Sir(読み:サー)」と話しかけないといけない。例えば、キャサリン妃なら「ケンブリッジ公爵夫人キャサリン殿下」となり、ウィリアム王子は「ケンブリッジ公ウィリアム王子殿下」となる。一番称号が長いのはエリザベス女王で、現在の称号は「神の恩寵による、グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国および他のレルムや領域の女王、コモンウェルスの長、信仰の擁護者であるエリザベス2世」(!)となるが、単に「陛下」と呼べば大丈夫だ。
Translation & Text: Naoko Ogata Photo: Getty Images