アクション7
答えが出るまで絶対にお預け
一度身体の関係を持ったことのある元カレが相手の場合、初めて付き合う人に対したときに比べて、セックスへのハードルが下がっている女性は多く、まだやり直す・やり直さないの答えが出ないままに、ずるずると身体の関係だけ持ってしまう、という人も少なからずいます。例えば久しぶりに食事に行った際、結論を先延ばしにした場合はもちろんですが、もしその日にやり直すという結論が出た場合であっても、一回はお泊まりをせずに帰って、後日改めて彼氏・彼女として会い、セックスするのがいいと思います。
向こうからすれば、肉体的な関係だけが戻ってきて、ほかの責任を負わなくていいのであればとても都合がよく、下手したらセフレにされてしまう可能性も。元カレと戻りたい、と思っていた女性たちのなかで、都合の良いセフレになってしまっている人は実はかなり多いですよ。
Text: Suzumi Suzuki Photo: Getty Images
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鈴木涼美/社会学者、作家。1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。記者として在籍した日本経済新聞社を退社後、執筆業を中心に活動。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』(幻冬舎)や『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)、『愛と子宮に花束を』(幻冬舎)、『おじさんメモリアル』(扶桑社)など。最新の著書は今を生きる女性のお金の使い道や稼ぎ方について評した『オンナの値段』(講談社)。
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