’50年代から現在まで第一線で活躍する実力派
シャーリー・マクレーン
戦後は専業主婦になるよう推奨されたアメリカの女性たちだったが、'69年には外で仕事を持つ女性の数は43%にも上った。 『アパートの鍵貸します』 ('60年)でシャーリー・マクレーンが演じたキュートなエレベーターガールは、そんな働く女たちの先駆け的存在だったのかもしれない。
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『アパートの鍵貸します』('60)
ロマコメの名手、ビリー・ワイルダー監督・脚本作。出世の足がかりにと、ボスの浮気のために自分のアパートの鍵を貸す会社員、バド。ある日、人事部長が連れ込んだ女性は、意中のエレベーターガール、フラン(マクレーン)だった。
文・選 aggiiiiiii(ジン『KAZAK』編集、発行人)
Photo: AFLO、GETTY IMAGES
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aggiiiiiii
アギージン『KAZAK』編集、発行人。写真家コリーヌ・デイのファンジンや、ソフィア・コッポラ監督作『ブリングリング』のオフィシャルファンジン、「わたしたち世代のフェミニズム」などをテーマに発行している。http://kazakmagazine.blogspot.jp/ -
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