【Sign5】覚えのない体重増加
炭水化物や糖分に含まれるグルコースは、体のエネルギー源として主要な成分。とはいえ、それがエネルギーとしてすぐに消費されないとき、体は余ってしまった糖質を肝臓や筋肉、あるいは脂肪として胴体に蓄える。
古代狩猟民族であったヒトにおいてこの機能は、いつ食事にありつけるかわからなかったので必要なものであった。しかし今日では、毎日食事に困ることはないので、過剰に糖質を摂取してしまうと、体にどんどん蓄えてしまう。運動などによってエネルギーを燃やす、もしくは量を調整するなどしてコントロールしたい。
translation & text : Nathalie Lima Konishi、photo : Getty Images