グルメTIPS
2017/07/20(木)
おいしく食べて、ヘルシーになれる活用法を伝授!

ココナッツオイル、ちゃんと使いこなせてる?

ココナッツオイルは、ヘルスコンシャスな人にとって、もはや定番の食材。でも、意外とちゃんと使いこなせてる人って少ないかも。そこで、ココナッツオイルを簡単に取り入れ、効果的に使う5つの方法をご紹介。

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ココナッツオイルは、なぜ“イイ”の?

『ココナッツオイル健康法 病気にならない 太らない奇跡の万能油(The Coconut Oil Miracle)』の著者で栄養士、自然療法医のブルース・ファイフ博士によると、「ココナッツオイルには、脂肪燃焼効果がある」そう。鍵となるのは中鎖脂肪酸で、体脂肪を燃やせるケトン体を大量に作ってくれるからだそう。それによって新陳代謝の働きが促進され、さらに最大24時間も続くという。つまりデスクワーク中でも、運転中でも、TVを見ている間でも脂肪を燃焼してくれるというわけ。
 
一方では、中鎖脂肪酸などの飽和脂肪酸が体に悪いという意見も。「アメリカ心臓協会(American Heart Association)」は長年、「飽和脂肪酸は心臓病のリスクを高める」と人々に注意を呼びかけているが、イギリスのスポーツ医学雑誌『ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ(British Journal of Sports)』が2017年4月に掲載した論文では、「飽和脂肪酸が血管を塞ぐことはない」と主張。それに2004年に「国立生物工学情報センター(National Center for Biotechnology Information、NCBI)」が閉経後に冠状動脈疾患(CHD)を患った女性に実施した研究でも、「飽和脂肪酸を多く摂取している人の方が進行が遅い」と報告されている。
 
総コレステロール値(TC)と高比重リポタンパク質(HDL)の割合が高い、すなわち心血管疾患のリスクのある女性に、ファイフ博士はこう呼びかけている。「精製された炭水化物をココナッツオイルなどの高脂肪食に代えるだけで、そのリスクを下げることができる。おすすめはオーガニックのバージンココナッツオイルだが、香りが苦手な人は精製されたココナッツオイルでもOK。ただしオーガニックで化学薬品を使わずに高温スチームで精製されたオイルを選ぶこと」
 
次ページからは、ファイフ博士がレコメンドするココナッツオイルの効果的な活用法を5つ紹介しよう。

original text : Byron P.Lee  translation : Reiko Kuwabara photo : Getty Images 

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