だから、アマゾン ファッション ウィーク東京を知らないと損をする【2018春夏を完全リポート】
2017/11/06(月)
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チェック必須!“it”ブランドの今を目撃せよ

ここでは、エディターたちが口を揃えて「面白かった」と目を輝かせていた注目2ブランドのショーをレポート。

「アキコアオキ」
女性的なディテールと色使いにファンタジックなムードを纏わせた「アキコアオキ」。2018春夏は、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズでファッションを学び、「ミキオサカベ」でアシスタントを経験したデザイナー青木明子氏が、2015年に自身のブランドを立ち上げてから発信する3度目のショー。スタート前から会場には、学生からファッションエディターまで新シーズンのクリエイティブを目撃しようと長蛇の列ができ、期待値が高いことをうかがわせる熱いムード。
PVCが貼られたコミューンのような会場には、その不思議な空気感を壊すような淡くフェミニンなカラーとどこか未来的で構築的なデザインをミックスさせたルックが次々と現れ、会場とクリエイションが一体化。ただルックを見せるだけではない、デザインの“空気感”を感じ取らせる新しい提案が注目を集めた。

舞台上に敷かれた赤じゅうたんには、走り回ったタイヤの跡がくっきりときざまれていた。

「ブラックアイパッチ」
渋谷区松濤にある、能楽最大流派・観世流の本拠地として親しまれてきた「観世能楽堂」跡地を舞台に爆音をとどろかせた大胆なショーを行ったのは、ストリートファッションの領域を超えて話題を呼んでいる「ブラックアイパッチ」。ゲスト達のシートにはオリジナルの耳栓が用意されており、“?”という疑問符が頭に浮かぶままショーがスタート。ひとたびショーが始まれば「適宜耳栓を使用してください」という告知の後、能舞台の松の絵の前をエンジン音全開のバイクやスケーターたちが縦横無尽に走り回るという、納得の爆音パフォーマンスにゲスト達も熱狂。日本の伝統芸能を支えてきた歴史ある場所に、90年代に一世を風靡したヤンキーマンガの金字塔『特攻の拓』よろしくなバイクや、スケーターカルチャー、これらをぶつけたショーは、まさに日本が世界に誇るカウンターカルチャー。

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