だから、アマゾン ファッション ウィーク東京を知らないと損をする【2018春夏を完全リポート】
2017/11/06(月)
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「サカイ」のファーストルックに登場したのは、なんと!ミレニアルズのサラ・シュナイダー。

新たなレジェンド、「サカイ」×「アンダーカバー」の合同ショー

今回のAFWTで最も注目が集まったショーといえば、『10.20 サカイ / アンダーカバー』と題された、「サカイ」と「アンダーカバー」の合同ショー。アマゾン ファッションが主催するスペシャルプログラム“アット トーキョー”内での特別イベントのひとつで、パリで発表したばかりの2018SSコレクションを再構成した、一夜限りの特別なランウェイ。日本から世界に羽ばたいたふたつのブランド、「コム デ ギャルソン」と「ヨウジヤマモト」が26年前に開催したメンズの合同ショー『6.1 THE MEN』にオマージュを捧げたもの。聖徳記念絵画館前に建てられた特設テントには、ファッション界の重鎮はもちろん、この2ブランドを愛するモデル、タレントなど著名人が大集結。東京中のファッショニスタが賑やかに会場を埋め尽くした。

左から、アイリーン・キム、秋元梢、萬波ユカ

「サカイ」
先に幕を開けたのは阿部千登勢氏率いる「サカイ」。ファーストルックにはミレニアル世代のファッションアイコン、サラ・シュナイダーが登場するサプライズ! そのほかモデル陣はYouTuberとしても人気を博すアイリーン・キムや秋元梢、福士リナ、萬波ユカ、CHIHARUら人気日本人モデルの姿も。「サカイ」のアイデンティティである自由な発想のパターンの解釈や、異なるテイストやテクスチャーのミックスをしっかりと見せつけた。

「アンダーカバー」
「サカイ」のショーが終わると、ランウェイの頭上にシャンデリアが出現し、ゴシック調の雰囲気にがらりと変った会場で「アンダーカバー」のショーがスタート。デザイナーの高橋盾氏が今季のテーマに掲げた“ヤヌス”(ローマ神話に登場するふたつの顔をもつ神)のとおり、すべてのルックはリバーシブル。パリコレ同様、対になったモデル達は裏・表それぞれのデザインを纏い、まるで合わせ鏡のようにランウェイを進んでいく。ラストは二人一組になったキッズモデルの行進でフィニッシュ。

グランドフィナーレでは、両ブランドのモデル全員がランウェイの左右から、今回の合同ショーのコラボアイテムを着て交差する圧巻のパフォーマンス。「数年前から是非東京でのショーをとの依頼があったのですが、15年ぶりに満を持して“アマゾン ファッション アットトーキョー”プログラムの参加を引き受けることになりました。やるからには歴史に残る一日にしたく、『サカイ』に合同ショーを依頼したところ阿部さんに快く承諾をいただきました。全く世界観の異なるふたつのブランドの融合を楽しんでください」と、ショー開催前のインタビューで高橋盾氏が語っていた通り、喝采に包まれた歴史的な一夜となった。

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