ギャスパー・ウリエルが告白! 「僕とドランが過ごした特別な時間」
2017/02/09(木)
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撮影中のグザヴィエ・ドラン。

 © Shayne Laverdière,Sons of Manuals of Manual

Episode2

妹役のレア・セドゥは15歳のころからの友達

「妹役のレア・セドゥと、義姉役のマリオン・コティヤール、そして兄役のヴァンサン・カッセルとは共演したことがあり、気心の知れた仲です。母親役のナタリー・バイは初めてでしたが、彼女と僕は仕事への取り組み方が似ていて、現場では役柄に集中するタイプ。マリオンもそうですね。一方、レアやヴァンサンは、カメラが回る直前まで冗談を言って騒いでる。とにかく陽気なので、たまにナタリーに『少し静かにして』と言われるくらい(笑) 。マリオンたちトップ女優に囲まれて演じるのは圧倒されるものがありましたが、みんな友達だから、家族役はすごく自然でした。特にレアとは、彼女が女優になる前、15歳ころからの友達なんです。彼女がゼロからどんどん女優として成熟していくのをずっと見てきた。レアは彼女自身が気づいてないくらい、ものすごく器が大きい。今は自分の能力をコントロールできるようになってきたんじゃないかな」

Interview: AYAKO ISHIZU

  • ギャスパー・ウリエル
    1984年生まれ。両親はデザイナー。『ジェヴォータンの獣』(’01)でデビューし、『かげろう』(’03)で脚光を浴び、以降、フランスの実力派若手スターとして君臨。今年はリリー・ローズ・デップと共演する「ダンサー(原題)」も公開予定。

  • 『たかが世界の終わり』
    自分の死期を告げるため、12年ぶりに帰郷したルイ(ギャスパー)。母(ナタリー・バイ)や妹(レア・セドゥ)は喜ぶものの、兄(ヴァンサン・カッセル)やその妻(マリオン・コティヤール)とは互いの距離を埋められぬまま時が流れ、ついに家族の感情が爆発する。2月11日より、新宿武蔵野館ほかで公開。http://gaga.ne.jp/sekainoowari-xdolan/

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