働く女性が30代までにしておくべき18のこと
ワーキングウーマンとして働き続けるために、20代~30代のうちにしておくべきこととは? 経営者として母として、そして転職サポートのプロとして、幅広い見識をもつ川崎貴子さんに、仕事の心得から恋愛&結婚、お金との向き合い方までを徹底ASK! 40歳になってから気付くのでは遅い、18のアドバイスをお届けします。
「恋愛&結婚」編
16. いろいろなタイプと恋愛する
いつ結婚をするかはわからないとしても、生理的にNGな人以外は、若いうちはいろいろなタイプと付き合ってみることをおすすめします。ちょっといいなと思ったら、デートをする。そうすると、自分はこういう人は苦手で、こういう人は落ち着けるんだ、という譲れないポイントがわかってきます。自分のこだわりを知ることができると、これという結婚相手を選びやすいんですよ。長い目で見ても、社会人として働き始めた時期は人生で唯一、自由に時間が使えるときでもあります。たくさん恋愛をして、自分のツボを探ってください。
17. 結婚はリセットしてもいい
結婚して長い間ずっと一緒にいると、それぞれ同じように外部刺激を受けて変化していきます。だからお互いにコミットして、すり合わせをしていかないと、どんどん離れていってしまうのは必然。重要なのは自分がどうしたいのか。家族でいたいのか、恋愛をしたいのか。自分の望みと違うなら別れてもいいし、後悔しないなら結婚はリセットしてもいいんです。私自身は最初の結婚で、「幸せになりたい」と思って離婚しました。もっと幸せになれる人と結婚したい、と。そして今の夫に出会いました。もちろん私も20代のときはウジウジ悩んだりもしましたが、40代でそれをやったら痛いだけ。恋愛で悩むことも含めて、若いうちに大いにやっておきましょう。
18. 自分の美しさに気付いて胸を張る
年齢や老いへの恐れはどの世代でもあると思いますが、特に若い人には、今もっているものの美しさに気付いて、胸を張ってほしいです。若さの価値って過ぎ去らないとわからないもの。今の私には「これには時間を使いたくない!」という自分なりの法律がありますが、それも歳をとったからわかることです。私が主宰する婚活グループワーク「魔女のサバト」では、20代~40代の独身女性が交流していますが、お互いにないものがあるから有益なんですよ。女性はもっと世代を超えて情報交換をするべき。おばさんは無害なうえにメリットが多いですから、若い女性はぜひおばさんと交流しましょう。そしておばさんは、若い子を育てましょう!
photo : Getty Images
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PROFILE
川崎貴子/1972年生まれ、埼玉県出身。1997年に働く女性をサポートするための人材コンサルティング会社(株)ジョヤンテを設立。女性誌での執筆活動や講演多数。婚活女性のための勉強会「魔女のサバト」主宰。女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は2万人以上。「女性マネージメントのプロ」「黒魔女」の異名を取る。11歳と4歳の娘を持つワーキングマザーでもある。著書に『上司の頭はまる見え。』(サンマーク出版)、『私たちが仕事をやめてはいけない57の理由』(大和書房)、『愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる。』(KKベストセラーズ)など。恋愛に関するコラム「酒と泪と女と女」をninoyaブログにて執筆するほか連載多数。