働く女性が30代までにしておくべき18のこと
ワーキングウーマンとして働き続けるために、20代~30代のうちにしておくべきこととは? 経営者として母として、そして転職サポートのプロとして、幅広い見識をもつ川崎貴子さんに、仕事の心得から恋愛&結婚、お金との向き合い方までを徹底ASK! 40歳になってから気付くのでは遅い、18のアドバイスをお届けします。
「職場の人間関係」編
4. “勘違い自己プロデュース”は損!
オンのときの理想的な態度としては、フラットでフェアで感じのいいこと。悪い例はお局で、自分や“個”にこだわって間違った自己プロデュースをしているんです。新しいことにはチャレンジせず、機嫌の悪さも隠そうとしなかったり。40歳になってもその状態だと、もはや誰も注意してくれません。
5. モデルケースを見つける
特に20代の若い頃は、社内外にモデルケースを見つけることが大切です。いずれ自分もその立場になるわけですから、先輩や上司で真似したいと思える人がいれば、それをサンプルに微調整しながら進んでいくこと。怒り方にしても、ちゃんと育てようとしているのと、ただ嫌味を言いたいのとでは、スタンスによって差が出るものです。
6. 周囲の声を必要以上にキャッチしない
働く女性は、狭い人間関係のなかで疲弊しているケースが多いのが事実です。「女性の転職は半径5メートル以内のことで起きている」と言われるほど。女性は周囲の声や癖も敏感にキャッチできてしまうので、それを受け止めて鬱っぽくなってしまったり。確かに職場は長い時間を過ごす場所ですが、“今”の人生の一部であって、お局も上司もあなたの人生の根幹には関係がない存在。「たまにしゃべる置物」ぐらいに思っておけばいいんですよ。
photo : Getty Images
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PROFILE
川崎貴子/1972年生まれ、埼玉県出身。1997年に働く女性をサポートするための人材コンサルティング会社(株)ジョヤンテを設立。女性誌での執筆活動や講演多数。婚活女性のための勉強会「魔女のサバト」主宰。女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は2万人以上。「女性マネージメントのプロ」「黒魔女」の異名を取る。11歳と4歳の娘を持つワーキングマザーでもある。著書に『上司の頭はまる見え。』(サンマーク出版)、『私たちが仕事をやめてはいけない57の理由』(大和書房)、『愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる。』(KKベストセラーズ)など。恋愛に関するコラム「酒と泪と女と女」をninoyaブログにて執筆するほか連載多数。