女子フィギュアスケート界が震撼! 「ナンシー・ケリガン襲撃事件」に関わった、あのひとたちはいま?
2018/02/21(水)
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ラヴォナ・フェイ・ゴールデン

THEN
1994年の『シカゴ・トリビューン』によれば、ハーディングの母ゴールデンは夜にウェイトレスの仕事をして彼女のレッスン代を稼ぎ、コスチュームは手作りしていたのだという。娘の練習にも頻繁に付き添っていたが、スパルタで知られた母親はハーディングに暴力を振るうこともあったよう。

オレゴン州ビーバートンのバレー・アイス・アリーナのオーナーであるジョン・マクブライドは『シカゴ・トリビューン』に対し、ハーディングが高くジャンプできなかったり、綺麗なパフォーマンスができなかったときは母親が彼女を殴ることがあったと証言している。ハーディングのいとこであるデビー・アディソンも、ハーディングは勝つために母親から圧力をかけられていたと明かしている。「ハーディングは彼女の母親から『最初に上手くいかないなら何をやっても上手くいかない』と、ずっと言われ続けていた」と。

しかしゴールデンはCBSの『Eye to Eye With Connie Chung』でそれらの発言を全面否定。「私は自分のことを虐待的な母親だとは思っていないし、娘が酷い子供時代を過ごしたとも思わない。何人かの人々は、娘が悪いことをした時にその子のお尻を叩く権利が親にあることを理解していないようね。私は時にはお尻を叩くことも必要だと思うわ。でも、それは膝をつかせて何度も何度も叩くことは違う。私はそんなことはしていないわ」と反論した。

NOW
良好な親子関係を築けなかったゴールデンとハーディングは現在も疎遠なまま。2009年、ハーディングはオプラ・ウィンフリーに対し、母から身体的虐待を受けていたことを告白。オプラがかつてゴールデンが“1度”叩くことはあったと認めていたことに言及し、ハーディングと話した。

現在ワシントン州に暮らすゴールデンは2017年11月に『インサイド・エディション』の取材に対し、娘との現在の関係を説明。「彼女は私を嫌っている。私は彼女のために何もできなかったの。私は大会で1度彼女のお尻を叩いたことがある。私は家族の一員になりたいけど、彼女はそれを望んでいないから、娘を煩わせることはしないわ」

ハーディングとゴールデンは2002年から現在まで、15年以上も口をきいていないという。

Photos: Getty Images Translation: Ai Ono
From GoodHousekeeping

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