女子フィギュアスケート界が震撼! 「ナンシー・ケリガン襲撃事件」に関わった、あのひとたちはいま?
2018/02/21(水)
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トーニャ・ハーディング

THEN
1990年代前半、ハーディングはアメリカのプロフィギュアスケーターとして最も活躍する1人だった。1991年、ハーディングは全米選手権でトリプルアクセルに成功。女子選手としては史上2人目、アメリカ人では初の快挙だった(史上初めて成功したのは、日本の伊藤みどり)。

ケリガンが練習中に襲われて怪我をしたオリンピック選考会を兼ねた全米選手権で優勝を果たしたハーディング。だが、事件に関与して逮捕された元夫ジェフ・ギルーリーから、ケリガン襲撃を事前に知っていたことを告発される。しかし無実を主張し、なんとかリレハンメルオリンピックに出場したものの、結局は得意のトリプルアクセルに失敗し、その直後に突然泣き出して演技を中断するなどで8位入賞に終わった。

ケリガンが襲撃されて以降、事件への関与を強く否定し続けたハーディングだったが、1994年3月に検察当局に罪を認めた。

事件から半年後の1994年7月、『ワシントン・ポスト』は全米フィギュアスケート協会が94年の全米選手権でのハーディングの優勝を剥奪し、彼女を協会から追放することを決めたと報じた。ウィリアム・ハイブル委員長は、「証拠の優位性によって、5人の陪審員たちはハーディングがケリガン襲撃の計画を事前に知っていて、事件に関与していたと結論づけました」とコメントしている。

NOW
1993年にジェフ・ギルーリーと離婚したハーディングは、1995年にマイケル・スミスという男性と2度目の結婚をするが、わずか3ヶ月で破局。現在47歳のハーディングは3番目の夫ジョセフ・プライスとワシントン州で暮らしている。現在の夫との出会いについては、2012年の『インサイド・エディション』にて、2010年にカラオケバーで出会ったと明かしている。また、『オレゴン・ライブ』によれば、夫妻には現在6歳になる息子ゴードンがいるという。ハーディングは息子の存在について、「世界で最も素晴らしいこと」と語っている。

Photos: Getty Images Translation: Ai Ono
From GoodHousekeeping

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