「ハウス・オブ・カード」にエディターが再びハマる7つのポイント
2015年テレビ界の最高峰、エミー賞に11部門、ゴールデン・グローブ賞でも3部門にノミネートされた人気ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」。ついにネットフリックスが日本にも上陸し、最新シーズンの3&4がまとめて配信されたおかげで編集部で中毒者が続出。仕事に差し障りがありすぎて、「いっそのこと記事にでもしないと割が……」とのお達しがあり、ついに1年ぶりに座談会を実施。お仕事女子がハマるその理由とは?
こじらせ女子の影に毒親あり
AKIKO: 私、クレアとお母さんの関係がすごく気になりました。
YOKO.M: 「(大統領の演説時に)ベージュ(の服)はやめなさい」ってお母さんに言われて、わざと着ていくっていうやつね。
KEIICHI: 毒親ですね。
AKIKO: でも最後は、「私を利用していいわよ」っていう最期でしたよね。
YOKO.M: 「私の死がエクスキューズになるでしょ」って言ったものね。
KEIICHI: まさにそれが毒親ですよ。死んでまで子どもをコントロールするつもりなんですよ~。怖さしかない!
MANA: そのお母さんが、唯一イェーイツに心を開くんですよね。
YOKO.U: だからクレアはイェーイツに身を任せたんだと思うと……。
KEIICHI: 毒親ここにあり。
AKIKO: お母さんが亡くなった直後のこのシーン観たい。ここ!(P4参照) ピンが合ったり合わなかったり~。2人の関係性がここで一気に変わることが見てわかる。すごい。
KANAKO: 久々にクレアの“女”の部分を見られたよね。シーズン3&4、私にとってはウザい存在だったクレアが魅力的に見えてくる。“女”であるクレアの強さを見ることの方がうれしい、政治家としてより。
KEIICHI: では男女が結ばれる直前シーンを再生……。性と死、エロスとタナトス。
全員: そうそう、ここ、ここ。
KANAKO: クレアから行かないとどうにもならなくなって、クレアが手をひっぱって……。
全員: キャー――――ッ。
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「ハウス・オブ・カード 野望の階段」
日本にも上陸したコンテンツのオンラインストリーミングサービスの先駆け「ネットフリックス(Netflix)」制作の政治ドラマ。『ソーシャル・ネットワーク』『ゴーン・ガール』のデヴィッド・フィンチャー製作。長編映画のスターたちを終結し、映画級の緻密さや壮大さで、セレブのファンも多数。くジョディ・フォスターもファンのひとりで、シーズン2では監督も務めている。2012年にスタートし、現在シーズン4まで配信中。シーズン5の制作も決定している。
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公式サイト/ www.netflix.com/ハウスオブカード
公式インスタグラム/https://instagram.com/houseofcards/
予告編/ https://youtu.be/9I9O6YqN1EQ
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〈エル編集部“ハウス・オブ・カード中毒”患者一覧〉
ウェブ・プロデューサーAKIKO: 管理職として仕事術をこのドラマから学んでいる毎日。クレアの優秀さと同時に、女性としての苦悩に激しく共感。エディターKANAKO: カルチャー担当。海外ドラマを見るためなら現地にも出向く剛の者。海ドラでかるたができるくらいのネタを揃えている。
エディターKEIICHI: ファッション・フィーチャー担当。「ハウス・オブ・カード」を教科書に日々言いたいことも言えないこんな世の中をサバイブしようとしているドラマオタク。
エディターMANA: ファッション担当。「ハウス・オブ・カード」話で盛りあがる輪に入りたいがために観始めた初心者。ネット配信を利用し、ドラマの美味しいところだけつまみ食いする現代っ子。
エディターYOKO.M: オンライン副編集長。夜な夜な「ハウス・オブ・カード」を見続けてきたが、子どもが目にすると気まずいことも多いので、なかなか進まずに苦悩。エディターYOKO.U: カルチャー担当。舞台演劇もドラマも映画もとことん観劇するエンタメマニア。「ハウス・オブ・カード」におけるドラマツルギーに感激。